ウラガミ

いわゆるチラ裏

Make lists, not war. (リストをつくり、育てることの楽しさ)

おそらく高校生の終わりか大学入りたての頃だったと思うが、母に勧められてドミニック・ローホーさんの『シンプルリスト』を読んで以来、アナログ・デジタル問わず「リストをつくる」のが習慣になっている。

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)

本の中で例に挙がっているリストは、いわゆる「女子」ウケしそうなキラキラしたものが多くて「うっ」っとなり、そのリストをつくってみても案の定あんま書けなかったんだけど*1、「リストをつくる習慣」をもてたのはすごくよかった。

なんかあったら「これリストにできるな」って考えるし、発見があったり、気が向いたらリストを見返して追記したり、順番を入れ替えたりしてる。

これがなんか楽しくて非常によい。

言語化しようと思ったら「自分のことがすこし分かるようになった」とか「リスト化した対象についての知識が増えた」とか「時間をおいて対象と向き合う時間をもてる」とかなんだかんだ書けると思うんだけど、「なんか楽しい」ってのがしっくりくる。

▼ 書いててなんか楽しいと思うリストの一部
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ふざけ半分でつくったやつが多い(真面目そうな「真実」の第一項目は「冷えたナンはまずい」だったり)けど、こういうのこそ作ってて楽しい。ものが貯まっていく楽しさなのか、並んでるものを観る楽しさなのか、自分の書いたものを読む楽しさなのかは分からないけど、楽しいのは確か。

で、そういう楽しさは、リストを作ってなかったら絶対に味わえてないものだと思う。それがドミニック・ローホーさんの言う“ゆたかな人生”なのかは全然分かんないんだけど、無いよりはあった方が楽しいと言い切れる。

楽しい人生か楽しくない人生だったら楽しい人生の方が_今んとこ_よさそうだと思ってるので、リストをもつ人生かリストをもたない人生だったら、リストをもつ人生を選びたい。

WorkFlowyのフッターに書かれてる、

Make lists, not war.

はただのもじりじゃなくて、結構マジだと思う。

*1:今でも続いてるものもある。読んだ本リストとか季節ごとに聴きたい音楽リストとかはたしかこの本きっかけで作り始めたはず。