テラスハウス制作陣は視聴者にどうやって見て欲しいんですかね?
*ほとんど見たこと無いので偏見で書いてます。ごめんなさい。
おしゃれリアルドラマとして若者に人気の「テラスハウス」。
fujiponさんのツイートから「リアリティショー」って単語が少し気になったので、ちょっと考えながら書いてみる。
そういえば、『テラスハウス』って、最初から「リアリティーショー」って公言しているんですよね。 http://t.co/UJ6fraqGzD
— FUJIPON (@fujipon2) 2013, 11月 1
リアリティバラエティ番組である。とあるし、
via:テラスハウス (テレビ番組) - Wikipedia
公式でも
口コミで話題沸騰!男女6人シェアハウスの青春密着リアリティーショー!って謳ってる。
via:テラスハウス - フジテレビ
これは「リアリティあるけど、あくまで演出込みのバラエティショーであってドキュメンタリーではない」という宣言だと思う。
でも視聴者の道標の役割を果たすスタジオメンバー達(YOUとか)は、ドキュメンタリーとして見て色んなコメントを残している。間違っても「○○ちゃん演技下手すぎw」なんてコメントは言わないし、演出に関しての発言はしない。
ドラマとしてもドキュメンタリーとしても出演者*1を応援したり、嫌いになるのは自然な事だとは思うけど、その出演者達の言動に演出が含まれているかっていうのは印象を決める重要な要素だと思う。
一体どれだけの視聴者がショーとして見ているのかはわからないけど、演出の存在を知らずに無邪気に「○○さん頑張れ!」と見ている層も少なくないんじゃないか。それは別に問題じゃないんだけど、無邪気な人たちが演出の存在に気付いた時、多分なんか残念な気持ちになると思う。「やらせだ!」って怒る人もいるかも。
演出に気づいて怒る人達から身を守るために、あらかじめ「これはショーです」と遠慮がちに宣言してるってのが制作側の思惑なんでしょうかね。あいのりで痛い目見たのかわからんけど。
ここまで書いての結論。
制作陣にとってのテラスハウスの正しい視聴者像は
- 演出があることを理解した上で
- 素直に感情移入して
- 番組自体のファンになる
って感じだと思う。なんかアイドルとかプロレスと近い*2のかもしれないと思った。