さかしら【気になることば】
「夏期限定トロピカルパフェ事件」の冒頭に出て来まして、知らなかったのでしらべました。
今回は意味だけ。
さかし‐ら【▽賢しら】
[名・形動]《「ら」は接尾語》
1 利口そうに振る舞うこと。物知りぶること。また、そのさま。かしこだて。「―をする」「―に口を出す」
2 自ら進んですること。また、そのさま。
「大君のつかはさなくに―に行きし荒雄(あらを)ら沖に袖ふる」〈万・三八六〇〉
3 よけいな世話を焼くこと。出しゃばること。おせっかい。
「―する親ありて…この女をほかへ追ひやらむとす」〈伊勢・四〇〉
4 さし出口をきくこと。讒言(ざんげん)。
「この御堂の北南に移り住めば、ある―する者出で来て」〈栄花・玉の台〉
via:さかしら【賢しら】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
とのこと。
「夏期限定~」で使われている場面はどの意味でも通じます。
物知りぶって自ら進んで差し出口をきくってことですかね。その様は小市民とはかけ離れているらしいですw
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/04/11
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 152回
- この商品を含むブログ (535件) を見る