なぜ自分は「いいひと戦略」をすんなり受け入れられたのかを考える
- 相互レビュー社会を生き抜く倫理経済学〜岡田斗司夫『「いいひと」戦略』 - 情報学の情緒的な私試論β
- 世界はいつでも3:4:3 ブログを書いていると「さしみの法則」が身に沁みる - バンブルビー通信
- 「いいひと」じゃなくても良い。 - 隠れ家日記
- 評価経済社会でのベタ足インファイト - あざなえるなわのごとし
- 3:4:3<さしみ>の宿命論と確率変動〜コミュニケーション能力は確率変動のためのものである - 情報学の情緒的な私試論β
一連の「いいひと」&「さしみの法則」についての記事。*1
一通り読みました。普段から購読させていただいてるブログで往復書簡的なやりとりがあると面白いですね。(1&2の記事は独立したものでしたが、隠れ家日記さんが引用されたことで自然と繋がりが見えてきました)
ーー以下くだらない自分語りですーー
自分は基本的にはいいひと戦略を支持しています。
書籍のもとになった講演(下に動画載せておきます)を見た時も特に違和感なく、そうだよなーと思ってました。で、今回の記事群を読みまして「(こんなにいろんな意見があるのに)なんで自分はすんなり受け入れてるんだろう?」と思ったわけです。
というわけで、少し考えてみたところ、自分は「さしみ」の「し(どうでもいいと思われている4割)」の層にいかに好き寄りになってもらうか、を考えながら二十数年間生きてきたからだと気づきました。いわば自然にいいひと戦略をとってきたわけです。
なんでそんなことを考えてるかといいますと、
- さ(好きでいてくれる3割)の層に向かってばかりじゃ駄サイクル一直線だし、
- み(嫌われる3割)の層を相手にして心を削がれるのも辛いし、
- それになにより何やっても好きor嫌いと言われるんじゃ面白くない。(というか「何をやっても好きor嫌い」な人なんてそうそういないと思っているので、「さ」と「み」の層をあんまり信じていないっていうのもあります。)
- 人間関係のミソは「し」の層を相手にどう振る舞うか、どう好印象を持ってもらえるかだと思うんですよね。リアルでもネットでも。
こんな打算的な生き方つまんねーだろ、と言われてしまえばそれまでなんですが、どっかで「敵は少ないほうがいい」と刷り込まれまして。。
この生き方は
- (明らかに好かれてる人を相手にしないので)自分のことを猛烈に好きな人は現れにくい
- 敵を少なくしてると自然と板挟みになることが多い
- 嫌われない≠好かれるっていうのを履き違えると不幸(だれからも好かれも嫌われもしない)
などなど問題点もあるわけですが、自分的にはけっこう気に入っています。
こういった考えをもともともっていたからこそ、「いいひと戦略」を違和感なく受け入れられたのだと思います。
岡田斗司夫 同志社大学講演「私たちは生涯、働かないかもしれない」 - YouTube
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元記事の要約すら無い記事でわかりにくさ満点だったと思いますが、こういう人間もいるよってことで。
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