ウラガミ

いわゆるチラ裏

正論ばっか言う奴って嫌われるんですよ〜だ!!

「正論ばっか言うヤツって嫌われるよ~~だ!!」
via:ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 19巻 ティーエ

小学生のころに読んで、とても衝撃を受けた言葉です。*1
自分はふとしたきっかけでよくこのセリフを思い出すんですが、思い出す度に違った感想が出てきます。

読んだ当初は「正論なんだったらいいじゃねーかヽ(`Д´)ノプンプン」と思ってたりしたんですが、
いろんな経験をして今は「そういうもんなんだろうなぁ」と思うようになりました。

これからも何かある度に思い出し、また違った感想が出てくるんでしょう。

で、この記事では今、「正論」について思っていることを書きます。
(自分が何をもって正論とするかは、本旨からずれるので軽く。誰が聴いても「そりゃそうだよね」って感想が出てくるような話だと思ってます。一例挙げておくと、夏休み明けギリギリなのに宿題が全然できてなくて泣いてる子どもに対して言う「もっと前から計画立てて淡々と実行すれば困らないよ」的な。)

まず、正論を言うのはとても難しいことです。
もともと自分は正論ばっかり言うタイプなので、これを理解してからかなり気をつけるようになりました。

正論を言う難しさ

正論というのは言われた相手もわかってることが多いです。「言われなくてもわかってるわ!」ってやつ。もしわかってなかったとしても「そう言われても、できないからこうなってんじゃん!」と突っぱねられるケースもままあります。

で、そんなことばっか言ってる奴は嫌われる、と。
嫌われるだけならまだしも__正論であるにも関わらず__話を聴いてもらえなくなる可能性すらあります。そうなってしまうのはもったいないですし、誰の得にもなりません。

そんな危険があることをあえて言い、しかも相手に納得してもらうためには細心の注意が必要になってくるわけですよ。

注意すること

正論を言う際に注意するべきなのは、
言いたいことが理にかなっていたとしても「お前は分かってないだろうけど、こうだから」といった高圧的な言い方は絶対にしないことです。

低姿勢でいってみたり、軽い言い回しをしてみたり、あえて遠回りをして相手に気づかせるなど、相手と自分の関係性や話す内容を踏まえた上での工夫が必要です。誰が聴いても分かるような正論の場合は特に。

まぁでも実際は伝え方を工夫したところで、相手に自分の真意を納得してもらうのは難しいんでしょうけど、なにも考えずに正論をズバズバ言うよりはずっといいはずです。というかそう思いたいw

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100%正しい意見が
100%受け入れられるわけではない

誤解を恐れずに極端な書き方をするなら、

その話が正しいかどうかは
受け入れられるかどうかと関係ない

ってことです。

本当に聴いて欲しい話があるなら
何を伝えるにしろ
自分の立場と伝え方には気を配った方がいい

って話でした。相変わらず毒にも薬にもならない結論ですね。満足!

*1:どんなシーンで使われたのかは書きませんw