ウラガミ

いわゆるチラ裏

読書のギア

読書の習慣がある方なら意識的/無意識的問わずやっていることだと思いますが、
本_もしくは文章_によって読むスピード、読書の「ギア」を変えています。

というわけで、この記事で自分がどんな風にギアを変えているのか書いてみます。といっても2段階「速いギア」と「遅いギア」しかないので2項書くだけですがw

速いギア

  • どうやって?
    • 文章を頭のなかで音読せずに流して読む
    • 見るって感覚に近いかも
    • ただ、絵として捉えるわけではなくて、ちゃんと字は追う
  • どういうとき?
    • 大意を掴みたいとき
    • 認知資源に余裕があるとき
      • 頭が疲れていると意味が掴めなくなって突っかかることが多くなる
    • 目が疲れているとき
      • あんまり凝視しないのですこし楽
    • 実用書とか課題の本はこっちで読むケースが多い

これ以上速くするならフォトリーディングって技術が必要なんだろうけど、今のスピードで満足してます。

遅いギア

  • どうやって?
    • 頭のなかで音読する
    • 脳内再生的なこと
  • どういうとき?
    • 細かい表現を楽しみたいとき
    • 認知資源が不足しているとき
      • 頭が疲れていても脳内再生されていると一定のリズムで読める
    • 読み飛ばすとあとで悔しい思いをするとき(ミステリーとか)
    • 物語は完全にこっちで読んでる

読むスピードが遅い人は大抵こっちで読んでると思われます。
だからスピードを速くしたかったらまずは脳内再生をやめるのがいいです*1

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細かく分ければハイブリッドな状態もある気がしますが、大分するならこんな感じです。

読書のギアってどっかで見た表現だなーと思ってたら齋藤孝さんの「読書力」に書いてあった模様。多分これ読んでから意識し始めたんでしょう。

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*1:ほんとの「まず」は読む量を増やすことでしょうけどね。読書体験が乏しい人が脳内再生やめたら意味わかんなくなっちゃうと思うので。