ウラガミ

いわゆるチラ裏

アーメン【気になることば】

賛美歌の終わりに出てくるアレ。
「同意します」的なニュアンスで認識してたけど、改めて意味を調べてみる。


辞典から

「まことに、ほんとうに」という意味のヘブライ語「amen」に由来し、「まことに、かくあれかし」の意味として用いられ、「主よ、この私の罪をお許しください。アーメン(まことにそうでありますように)」となる。
via:アーメン - 語源由来辞典

「同意します」という認識はだいたい合ってたみたいだけど、「まことに、かくあれかし」だと祈りが含まれているから少しニュアンス違うかもしれない。

「本当に」「まことにそうです」「然り」「そうありますように」の意。原意は「安定」である。
via:アーメン - Wikipedia
古代ユダヤ教会では、ラビが聖書の一句を読み、続けて会衆が復唱することで、聖書(丸暗記)教育を施した。しかし、会衆は次第に復唱を省略し「アーメーン!(そのとおり!)」とだけ言うようになった。これがユダヤ教から派生したキリスト教にそのまま受け継がれ、神父が祈りの言葉を言った後に会衆がアーメンと言うようになった。
via:アーメン - Wikipedia

長くなるから引用はしないけど、Wikipediaの方では聖書における用法なんかも載っていて詳しい。

ヘブライ語で〈まことに,確かに〉を意味し,結果責任を引き受ける姿勢や〈かくあれかし〉との願望を表明する語。契約,誓約,祈り,頌栄に用いられる。この旧約聖書ユダヤ教の慣習をキリスト教も受容し,教会儀式,祈り,賛美歌,信条の結びなどに同意を示す意味で用いられ,新約聖書では〈アーメンたる者〉としてイエスを指すこともあった。典礼を重んずる教会で祈禱文の歌唱・朗唱後に用いられる。ミサ曲ではグロリアとクレドの後に〈アーメン〉が置かれる。
via:アーメン とは - コトバンク

コトバンクが一番丁寧にまとめてある印象。書かれている熟語に抵抗がなければスッと入ってくると思う。

自分の言葉でアーメンの意味を書くとすれば、

  • (それまでの聖書や賛美歌の文を受けて)自分もそう思うし、そのような世になればいい、自分もそのように生きていく、という宣言である。

という感じかな。