ウラガミ

いわゆるチラ裏

「何が価値を決めるのだろうか? | ラクイシロク」を読んで

というわけで少し反論めいたことを。


芸術にしても流行にしてもその価値のほとんどは後天的なもので、誰かがつくったものっていうのは妥当だと思いますし、

価値があるという物事に対しては、一度、その価値は誰が決めているかを考えた方が良い、という教訓

は素晴らしいと思います。


しかし、どの時代の誰が見ても(聴いても)美しい(≒価値がある)ものもあります。これは断言できます。

例えとしては、

  • 減5度よりも完全5度の方が美しい
  • 角度がバラバラの三角形よりも正三角形の方が美しい

などです。

それを突き詰めたもの(ルネサンス期の芸術作品など)を価値があるとするのは人間として自然ですし、
足が速いことに価値がある、力持ちに価値があるというのも動物としての本能に根ざしたものだと思います。