ファンタジーなスポーツ漫画もいいよね
昨日の日報に
今までスポーツものの漫画で現実ではありえないような場面があるとちょっと冷めてしまっていたのですが、最近になってそういうのはもったいないと気づきました。って話を明日書きますw
と書いてしまったので書きます。
リアル系を読んで育った
おそらく00年代から、多くのスポーツ漫画において競技が描かれる際の注目ポイントは、以前のありえない必殺技&超絶技巧からありうる戦術&練習法になりました。というか「そういう作品が売れるようになってきた」って表現の方が正しいのかな。*1
例を挙げるなら、おお振り、ラストイニング、ジャイアントキリング、ベイビーステップ*2とかになるんでしょうかね。多分競技者が読んでも楽しめる漫画が増えてきたんだと思います。そういう流れがあったからこそありえないばっかりのテニスの王子様がギャグ的に(も)ウケたんだろうし。
で、自分もその流れに乗って__というか漫画を読むようになったのは00年代からなので当然__そういう「リアル系」の方が好きで、昔流行っていた漫画や、それこそテニスの王子様のようなありえない場面がたくさん出てくるいわば「ファンタジー系」を読んでも「ねーよw」的な視点をもってしまっていたんですよねー。で、その度にすこし興醒めしていた、というわけです。
ありえないのはいけない?
でも、最近になってそうじゃない楽しみ方があると気づきました。
「ありえないものが出てきて冷めるっていうなら、魔法が出てくる度に突っ込んでいたか?」と。そんなことはない、むしろそういう話は好きだったんです。スポーツ漫画はなまじっか競技に触れることができるし、自分のまわりにリアル系の漫画がたくさんあったため「ねーよw」と思ってしまっただけで。
で、そういう視点で読むのをやめたらこれが面白い!
売れた漫画だからキャラクターや物語に魅力があるものが多い*3し、やっぱり必殺技は見ていてワクワクする。もともと剣と魔法の世界が好きな少年だったんだからファンタジーとして受け入れたら面白いと感じるのは当然です。
ーーー
なんてことをDAN DOH!!を読みながら考えました。
「ありえない!」が多すぎて段々「競技自体を面白がる漫画じゃない」と気付き始め、しまいにはニコボールとの別れで泣いてましたw
これからはリアルもファンタジーも食わず嫌いしないで読みまーす!(´∀`)