自殺は殺人罪にならないのかって話
ここ数日「ぐるりみち。」さんと「grshbの日記」さんの記事をきっかけに、自殺に関する記事がたくさん書かれた。
- 「自殺」に関して〈個人〉と〈社会〉の両側面から考えたい - ぐるりみち。
- 自殺する人は弱い - grshbの日記
- 自殺への想い - たとえばそれがしあわせとして
- 「自殺する人は弱い」という投稿が少し盛り上がっているみたいです - 元うつ病患者のふり返り日記
- 人間は弱い - @tenku's blog
で、この記事群を読んでいたら以前、
自殺が殺人罪にならないのが不思議だ。
といってる人がいたのを思い出した。のでちょっと書いてみる。
日本では殺人罪の客体は他人とされているし、自殺に可罰的違法性はないというのが通説みたいなんだけど、
参考変な法律/特集
その人はそれに異を唱えたかったみたい。
たしか「人の命は国家(≒政府)により保証されている面もあるのだから、自分の命は自分だけのものではない。だから自殺は国に対して責任があるはずだ。」って感じの主張だったと思う。*1
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個人的にはそういう考え方もありだと思うし、ある程度説得力もあると思う。けど、自殺を罪とすると残された人が今以上に傷つく可能性があることを考えると良くないのかもなぁ、とも思う。
あとは、「自殺を殺人罪とすることで、自殺を抑制するはたらきがある」っていうことも考えられるけど、効果はあまり期待できない気もする。そういう法律があるところでは自殺件数が少なかったりするのかな?
以上。
なんの結論も出てないけど、さっと答えの出る話題ではないからこれくらいがちょうどいい、ってことでおしまい。
*1:けっこう前の話だからもしかしたら全然違う話だったかもしれないw