【書評】自分のアタマで考えよう(ちきりん)
[MM読了] 自分のアタマで考えよう bit.ly/vy8khQ
— あきさん (@akio6o6) 2013年4月15日
読みました
Chikirinの日記を知ったのが高校生の頃なので、もう5年ほど彼女のブログを読んでます。高校生の自分は社会についての知識といったらテレビや教科書からのものが多かったのでちきりんさんのブログはとても刺激的かつユニークに感じられたのです。
RSSの存在すら知らなかった当時の私は毎日ケータイからブログへアクセスし、更新されていると「これはすごい意見だ!本当に社会がこうなったらなぁ」とワクワクしながら読んでいました。今でこそ「この人はおちゃらけ社会派なんだ。」という(おそらく正しい)目線で読んでいますが、当時は尊敬の眼差しで読んでいました。
というのも、自分のアタマで考えられてなかったからだろうなぁと今になって思います。ちきりんさんの意見を答えだと思い込み思考停止していたのです。もちろん問題提起するような内容だったら考える事もありましたが、積極的に思考の材料にしようという姿勢が欠けていました。
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本を読んだ事でそれに気づかされました。*1
テーマ
この本は
- 自分のアタマで考えるとはどういうことか、そしてその方法はどの様なものか
がテーマになっています。
平たく言うと思考法なんですが、その一歩手前についてしっかり書いてあるのがこの本。若い世代に限らず「自分のアタマで考える」ことができない人は多いと思うので多くの方にオススメできる本となっています。
刺さったところ
自分はインプット重視の人間というか、インプットして頭のなかで考えていれば満ち足りるタイプの人間なので、「アウトプットしないと(結論づけないと)それは考えたことにならない」というところが刺さりました。
なんに対しても頭の中で完結させてしまい、それが失敗に繋がるケースがあるので痛いところつかれた感じです。
*1: 大学に入ったことももちろん影響していますが